フリー素材(またはクリエイティブ・コモンズなどのライセンスで提供された素材)の商用利用とは、その素材を商業目的で使用することを指します。
フリー素材の商用利用については、素材やサービスごとに利用規約が異なりますので、注意が必要です。
フリー素材の商用利用とは?
フリー素材の商用利用とはどのようなケースを言うのでしょうか。
一般的には、利益に繋がる活動に素材を利用する場合は、商用利用と判断されることが多いですが、学校や個人での利用などは、商用利用に含まれない場合もあります。
商用利用に分類される具体例としては、以下のようなものがあります。
- 画像素材を使って商品を開発・販売する
- 画像素材を名刺に使う
- 画像や音楽素材を広告収入が得られるブログや動画に使用する
- 画像素材を年賀状に使用する
- 画像素材をプレゼンや提案資料に使用する
- 音楽素材をBGMに使用する
フリー素材を商用利用する際の条件
一般的に、フリー素材を提供する際には、利用者に対して特定の条件や要件が提示されます。
表示(Attribution)
作成者や提供者に対して適切なクレジットを表示することが求められる場合があります。
これは、作成者の名前やライセンス情報を表示することを指します。
非営利利用(Non-commercial)
商業目的での使用を禁止している場合があります。
商業目的での利用が認められている場合は、通常、クリエイティブ・コモンズの商業利用許諾(Commercial License)が必要です。
変更の許可(ShareAlikeやDerivative Works)
もとの素材を変更して利用する場合、変更内容を同じくオープンなライセンスで提供することが求められる場合があります。
また、一般的なライセンスの中には、改変や変更が認められているものもありますが、それには条件が付随していることがあります。
まとめ
素材を利用する際には、必ず各サービスの利用規約を確認し、適切に利用することが重要です。
もし不安があるならば、素材・サービスの提供元に問い合わせてみましょう。